第8章 天喰くんの屋根裏
リルルside
体が熱く感じる。
息もなんだか息苦しくて、身をよじっても変わらなくてこれは夢なのかわからない。
『…んっ、ぁっ…はぁ///』
「…リルルっ…ごめ、リルルっ…」
切なく呼ぶ環くんの声が聞こえる気がする。
びくんっと体が震えて、私はうっすら目を開けた。
『…んっ…』
「…流石に、起きる、よな…ごめんっ」
『…た、まきくん?』
なんだか身体がすっと涼しくて、環くんが上に乗っかっている。
妙に色気があってこれも夢なのかと間違うほどに。
『……んんぅ⁉︎///』
見惚れていると環くんの顔が近づいてきて唇を塞がれる。
そして直接胸を触られて、大袈裟に身体がびくんと震える。
いつの間に服が脱がされて?、考えようとしても環くんにキスと愛撫されたままじゃまとまらなくてされるがままになる。
『…んぅ、ふぁっ、んんっ///』
「…んっ、はぁ…」
私の口内には、環くんの舌が入っていて私の舌を絡めとりながら、動き回る。
胸は、やわやわと形が変わるほど揉まれながら、突起もいじられてその快感でだんだん目が覚めていく。
突起はつままれるたびにびくっと身体が震える。
息が続かなくて環くんの服をぎゅっと掴むと、ちゅっと音を立てて離れてくれた。
『…はぁ、はぁっ//…た、環くん?』
「………え、と、そ、その…」
『…何かあった、の?』
「…ごめん…こんな、襲うようなことして…」
『…少しびっくりしたけどっ、謝らないでいいよ?』
「……リルルは、…優しすぎだ…」
『環くん、だからだよ?』
「…っ、も、もうしないから、寝よう…」
『ここまでしておいて止めるの?』
「……っ、いいの?」
『…当たり前でしょっ// 最後まで、ねっ?///』
そう言うと環くんは私に触れるだけのキスをして、胸にしゃぶりついた。