第6章 上鳴くんの屋根裏
〜1部屋目 6月9日〜
リルルside
明日はお互い休みの日、ご飯もお風呂も済んでリビングでのんびりしていた。
電気くんに後ろからぎゅーっと抱きしめられながら、私は雑誌を読んでいた。
「なぁ、明日どうする?」
『んー? 特に家でのんびりでいいよー?』
肩に顎をのっけられて、耳元で話される。
「あ、今ビクッとしたっしょ?」
『だって、そんなとこで話すからっ///』
「…なぁ、こっち向いて?」
電気くんの方にぐいっと顔を向けると、軽くチュッとキスをされる。
それで終わるわけもなく、もう一度キスをしては離れて、またキスをする。
「…んっ」
『…はぁっ…ふっ///』
チュッと音をわざと出しながらだんだん激しくなっていく。
「…チュッ、ぷはっ」
『…はぁっ、はぁ…///』
「…なに、その顔っ、可愛すぎ!」
力が入らなくて、電気くんにもたれかかる。
「……なぁ、シよ?」
『………うんっ///』
ほんのり顔が赤い電気くんにそんなこと言われたら、断るわけもなく頷く。
ゆっくり体を倒されると、また激しいキスが降ってきた。
『…んんっ//…はぁ、っ…//』
いつ呼吸したらいいかわからないくらい、唇を求められる。
「…っはぁ//…やってみたいこと、あるんだけどいい?」
『……はぁ、はぁっ/// な、に?』
「シックスナイン!」
恥ずかしげもなく宣言する電気くん。
言葉の意味はわかるけど、問題が1つ。
『…で、でも私やったことないよ…?///』
「大丈夫、咥えてるだけで気持ちいいから」
『う、んっ…わ、わかった///』
何度か体は重ねて来たけど、いつも私ばっかり気持ちよくしてくれたから、いつかは私も、って思っていた。
「じゃあ、服脱ごっか、それとも脱がそうか?」
『…じ、自分で脱ぐからいいっ///』
「わかった、あ、下着は脱いじゃダメ、俺が脱がすから!」
『……〜っ///』
そして下着姿になった電気くんが、私の上にまたがって上下逆になる。
電気くんのものは下着越しでもわかるくらい大きくなっていて思わず顔をそらす。
『こ、こんな…お、大きいのっ?///』
「嬉しいこと、言ってくれるじゃんっ」
『〜っ///』