第5章 上鳴くんのお部屋
〜3部屋目 ポッキーキス〜
リルルside
「なぁーに食べてんの??」
『んー?ポッキーだけどー』
一本食べたらまた一本、口に運んで先端だけ咥えた。
「じゃあ俺も食ーべよっ!」
そう言うと反対側を咥える電気くん。
『…えっ⁉︎///』
目を合わせるとニヤリと笑う電気くんに思わずドキッとする。
どうしたらいいのかあたふたしてると、いつの間にか唇がすぐ触れそうな距離に電気くんの顔があったと思ったら、もう塞がれていた。
『ふっ//んぅっ///』
触れるだけのキスかと思ったらだんだん深くなっていって、お互いのチョコレートが混じって凄く甘ったるい。
やっと離れたと思ったら、ぺろっと舌を出す。
「ごちそーさまっ!」
そう言うとそはもう一本、ポッキーを咥えて…
ーもっと食べたいから、ほらもう一本食おうぜ?
3部屋目 ポッキーキス END