第5章 上鳴くんのお部屋
〜1部屋目 好きな子の水着姿〜
リルルside
プールに入る前の準備運動のこと。
『お茶子ちゃん、私思うんだけどジャンプするのっている?』
「あははー確かに」
お茶子ちゃんと話しながらとりあえずやる。
ー 胸が弾んで仕方ないっ///
ふと視線を感じたら、顔が真っ赤な上鳴くんと目が合った。
ー えっ、な、なんか見られてる⁉︎///
でもニヤニヤして見てきそうなのに意外な反応だなと思った。
隣の峰田くんみたいに…。
*
上鳴side
ー やっべ、目が合った…///
だって見ちまうだろっ///
あいつ、あんなプロポーションだったのかよっ///
どこかのグラビアか⁉︎
なんて頭の中でひたすら1人ツッコミしていた。
だけど峰田と違って他の女子に目がいかないのはー
ー やっぱ好き…だからなのか?
いくら考えても答えは出なかった。
1部屋目 好きな子の水着姿 END