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【イケメン戦国】永遠の始まり~満ちて果てて~

第29章 御伽の国の姫~別館~【猿飛佐助】R18





佐助 「ラベンダーの香りがする、良い香りだ。」


「練香、いただいたの・・・」
南蛮の商人からもらった練香を付けていたのを忘れていた。


佐助 「部屋に香を焚くよりずっといい。」



首元に顔を寄せられ、香りを堪能するように・・・
暖かい吐息が当たる。



佐助君の声には知的さと艶っぽさが同居していて、耳のそばで発せられる度に下腹部が熱く疼いてしまう。



「そこで、話さないで・・・」


佐助 「なぜ?・・・不快?」



「分かってるくせに、意地悪。」




佐助 「意地悪? 俺がどれだけ君を想っているか。
ううん、想ってるなんて言葉は不適切だ。
俺がどれだけ莉乃さんを愛しているか。
今から感じさせるから、いい?」




後ろから抱きしめられたまま、耳に、首筋に、いくつもの口づけが降ってくる。
それと同時に前でクロスされていた腕が動き、細い指が胸の線をなぞりあげてきた。




薄い生地を通して伝わる指の繊細な動きに呼吸が乱れ、身体が小刻みに揺れてしまう。



やがてドレスの空いた首元から手が差し込まれ、直接胸の頂を刺激されると


「んっっ」

思わず声が上がってしまった。



肩からドレスを落とされ、下着一枚の姿にされる。




佐助 「この姿、初めて見るけど・・・新鮮ですごくいい。」

薄暗い部屋でも分かるくらい、佐助君の目に欲望が見えた。






視界が揺れたと思った瞬間、お姫様抱っこをされたと気づく。



「ちょっと、佐助君! じ、自分で歩けるよ」

褥へと向かう佐助君はまるで反物か何かを運ぶように軽々とした感じで、私を運んでいく。




佐助 「姫を守って、お運びするのも忍びの役目だ。
もちろん、君専属の忍びのね。」


そう言うと、両目をパチパチとさせた。
ウィンクができない佐助君ならではの・・・




そっと褥に下ろされた、その後は・・・
研究者らしい佐助君の、身体の隅々まで、奥深くまで観察されるような愛撫が始まった。






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