第19章 傾国の紅粉　【徳川家康　編】　R18

「莉乃…　触ってもいい？」

一瞬、迷いが浮かんだように見えたけれど、すぐにそれは打ち消されて…


「うん、、、」


恥ずかしそうな答えが返ってきた。


「莉乃が嫌がることは絶対にしないから」


そう言って口付けを繰り返しながら、そっと大切な部分に指を這わせる。




先程無理やり触ってしまったせいか、最初だからか…
体が硬くなっている…


莉乃のそこは少し、濡れていた。
でも、まだ足りない。



俺は自分の指を舐め、唾液をまとわせた。
濡れた指を、またそっとあてがう。



敏感な部分は避けるように。
柔らかな秘毛の生え際を撫で、花弁のふちを指で添わせて。



「んんっ」


莉乃から声が漏れる。



蕾にも、入口にも決して触れないように…


時間をかけ、その周りだけをゆるゆると撫でるように触っていくと、だんだんと莉乃の体から力が抜け始め、とろりとした露が出始めた。



その間も触れるような口付けを落とし続け、莉乃呼吸が荒く短く変化していくのを感じている。



そろそろ、大丈夫か。



入口にそっと中指を当てると、きゅっと締まる。


指先に露をつけ、そのまま上に撫で上げた。
指の腹に固くなりはじめた蕾を感じ取る。


「んーっっ」


莉乃がびくりと大きく震えた。


「痛い？」


慌てて聞いてみるが、
頬を染め、短い呼吸を繰り返すその表情は嫌と言っていない。



「いた、く、ない」


「ん、わかった」



表情を見る限り、蕾を触られるのは大丈夫そうだ。

まるで患者の反応を見るように、慎重に進めていく。




また触れ始めると、短い呼吸に艶のある声が加わってきた。

花弁を左右に割開かせ、蕾だけをあらわにさせる。



「はっ、、、ん・・・」


息を呑むように目を細めたけれど、痛みはなさそうだった。




指でくるくると回すように蕾を撫でていくと、莉乃の声がより大きくなってきた。