第17章 傾国の紅粉　【明智光秀　編】　R18

浴衣を脱がされ、また、私も脱がせた。

お互いが生まれたままの姿で肌を重ね、体温を交差させる。




「光秀さん・・・熱くなってますね」

「お前もだろう？」



お互いの熱を確かめ合うように触れ合う手が止まらない。


私の両方の乳房を揉みしだき、指の合間から飛び出た突起を舐め吸われる。

私は光秀さんの舌先に完敗していた。




「み、つひでさんっ、上手・・・・」

思わず本音が漏れてしまう。



「お前が満足なら何よりだ」


そう言ってにやりとしながら、片手がお腹、腰を通って降りてくる。


抵抗する力が無い私の足の間を、光秀さんのさらに熱くなった手が訪れた。




すでに濡れぼそっていたそこに指を這わせられると、それだけで腰がしなり声が出てしまう。



「小娘だと思っていたが・・・そのような声も出せるのか。」



色っぽい流し目で私を見ながら、あてがわれた指が上下に擦られる。


奥から溢れてしまった露のせいで、なめらかに行き来する指先・・・



ぷっくりと充血した蕾から、蜜壷の入口に向かってなで下ろされ、また蕾へ向かって上がってゆく。


繰り返される度につま先が伸び、ぎゅうと中に力が入ってしまう。




「莉乃・・・　中を触るぞ」


短い呼吸を繰り返す私の返答を待たずに、光秀さんの指が侵攻してきた。


久しぶりに受け入れたそこは、光秀さんの侵入を待ちわびていたかのようにまとわりつく。



「これは・・・すごいな・・・」


何がすごいのか分からないけれど、そんなことを考える余裕はないほどに意識が他の場所へと向いてしまっていた。





私の口の中、そして露でいっぱいの淫部。

上と下の両方を光秀さんに攻められているのに、私も光秀さんに触りたくて仕方がない。



そっと、熱い塊に手を伸ばす。


「！！」


余裕の顔で攻めていた光秀さんが一瞬戸惑いを見せた。