第14章 魔王の平生　～後編～誕生記念　【織田信長】R18

「煽りおって」


「お願い…します…」



潤んだ目…その瞳に欲望を灯し、半開きの唇で告げてくる。

その唇は俺が散々に吸い、舐めたせいで赤みを増し濡れていた。




「欲しいというのならくれてやる、存分に解してやろう。

その代わり…どうなっても文句は聞かぬぞ。」




体に割って入り、限界にまで立ち上がった塊を蜜口に当てる。

その口は…
開け閉めを繰り返し、飲み込むのを待っているかのようだ。



差し入れようとしたその時…




莉乃が自分で腰の位置を高め、自ら飲み込ませていった。



はっは、と短い息を吐きながら、さらなる奥へ引き入れようと腰を上げる莉乃…




「待て莉乃」




そう言ったものの、聞かない莉乃は下から腰を突き上げてくる。




狭いその内壁は陽物にまとわりつき、締め付け、快楽の狭間へと誘われる…



「待てと…言っておるだろう、莉乃」



俺が上にいて莉乃を組み敷いているというのに…

半ば強制的にもたらされる快楽に動けず、下から腰が振られるのをただ受け止めていた。




「んっ、んっっ、んあっ」



莉乃から吐き出される短い呼吸が色めき、艶のある喘ぎ声に変わる。



「くっ・・・・」


このまま好きにさせておくわけいにいかない。

締りの良さと久しぶりのせいもあってか、あっという間に吐精感が高まっていた。




腰を上下に振る莉乃の体に体重をかけ、動けなくさせて口付けを落とした。



「信、長　様…？」


「そのように動かれては長くもたん。　　俺にも……愛させろ」



半開きの唇に舌をねじ込み、ほんのり残る酒の香りを楽しみながら
大人しくなった莉乃の腰にゆっくりと腰を沈めていく。