第71章 商人の町
「遅いぞ…っ貴様、なぜそんなものを着ている?」
「えっ?」
(いやいや、私は湯殿用の襦袢を着てるだけで…おかしなことは何もないはずだ)
湯船の縁に上半身を凭れさせて、湯に浸かっていた信長様は当然のことながら全裸だ。
腰に手拭いを巻くこともなく、大事な部分も…湯の中で堂々とその存在を主張している。
(やっ…見ちゃった…うっ、もう、ちょっとおっきくなってる…?).
「朱里っ…」
「きゃっ…」
湯船に足を入れた途端に引き寄せられて、裸の身体に抱き締められた。パシャリと湯が大きく揺れて、水滴が跳ね上がる。
「あっ、やだっ…信長さま…」
腰紐を一気に引き抜かれると、襦袢は呆気なく脱がされる。
一糸纏わぬ姿にされた私の腰を掴むと、信長様は胡座を掻いた自分の膝の上に、すとんと乗せてしまった。
背後から抱き竦められて、すぐに信長様の手が胸の膨らみに伸びてくる。
最初はさわさわと触れるだけだったのが、すぐに、グニュグニュと胸の形が変わるぐらいに激しく揉みしだかれる。
ぷっくりと硬く膨れた尖端を、指の腹でコリコリと擦り上げられて堪らず掠れた喘ぎを洩らしてしまった。
「んっ…あぁっ…はぁ、んっ…」
ーチュッ チュウウゥ
「ひゃっう…ぅあっ、ああ…」
首筋に強く吸いつかれて甘い痺れが背を伝う。
信長様の手が胸を揉みしだくたびに、チャプンチャプンっと湯が音を立てて跳ねる。
湯に浸かったままの腰の辺りが、ズクンズクンっと疼いている。
(んっ…気持ちイイ…胸だけでこんなに…)
お腹の奥がむずむずして、腰が自然と動いてしまう。
「っ…あんっ…やっ…信長さま、あ、あのっ…当たって、ます…」
胡座を掻いた足の中心
芯が通ったように硬く膨らんだモノが、先程から私のお尻の割れ目の辺りに当たっている。
先走りの露が漏れているからだろうか、湯の中だというのにニュルニュルと滑らかに尻を擦ってくる。
「くくっ…貴様の肌を見ただけで、ここは、もうこのようになっている」
手を取られ、後ろ手に昂りを握らされる。
根元の辺りを握った手にキュッと力を入れると、ソレは意思を持った生き物のように、ぴくぴくと震えた。
「ゔっ、くっ…はぁ…煽りおって…貴様のココはどうだ?」