第67章 秘密の宴
「勝手に城を抜け出し、俺以外の男のところに泊まるなど…許しがたい。
貴様には、今から、その身の潔白を証明してもらわねばならん」
馬乗りになったままで上から見下ろしながら、腰の後ろに手を回し、シュルッと帯を一気に解かれる。
「やっ、何をっ…身の潔白ってそんな…何もないですよ?」
「口では何とでも言える。本当に、何もされてないのか?」
「政宗は大切な友人ですよ?な、何も…あるわけないでしょう?」
「…………何故、言い淀む? やましいことがあるのではないのか?」
「ち、違っ…」
(額に口づけられたけど…あれぐらいは、やましいことには入らない…よね?)
政宗に額に口づけられた時の感触が思い出されて、かあっと顔が熱くなる。
信長様が、そんな私の変化を見逃すはずはなく………
「くっ…貴様っ…どこに触れられた? 言えっ!」
「やっ、やだ…どこも触れられて…ませんっ…きゃっ!」
私の着物の襟元に手を掛けた信長様は、襦袢ごと、ガバッと左右に開く。
肌がいきなり外気に晒されて、冷んやりとした空気と裸体を晒してしまった羞恥とで、我知らずゾクリと震えた。
「んっ、やだぁ、見ないで…」
ねっとりと絡みつくような視線で、上から下まで嬲るように見られる。
「ふっ、見た目だけでは分からぬな。言わぬのならば、一つ一つ確かめるしかない」
(っ…確かめる?確かめるって…何する気!?)
ーキュッ ちゅぷっ カリッ
「ああっ、いやぁ…」
「……ここか?」
右胸の乳首を指先でキュッと捻りながら、左胸の方へは唇を押し付けて歯を立てる。
両の胸をいっぺんに弄られて、快感が身体中を一気に駆け巡った。
「っ…違っ、違います、どこも触れられてなんか…っ…あぁっ…」
空いた手で、脇腹から腰にかけてをするすると撫でられる。
そのまま後ろに手を回し、お尻をギュッと掴まれて激しく揉みしだかれる。
「ここか?」
「んっ…あぁっ…違いますっ…」
ーっくちゅっ
「ひっ…あぁっ…いやぁ…」
尻の方から前へと伸ばされた長い指が、秘裂を割り開いて少しだけナカへと沈められる。
「ここは…よもや…触らせておらんだろうな?」
「っ…あぁっ…そんなっ…」
ーぐちゅっ じゅぷっ