第55章 初恋の代償

指先で顎を掬い、鼻先が触れ合う距離まで顔を近づけて甘く囁かれる。

自然と、身体が密着する体勢になり、着物越しでも存在を主張している信長様の硬いモノがお腹にぐりぐりと押し当てられる。
布越しに感じるその熱さに、下腹部が物欲しげに疼いてしまう。

(んっ…もう…こんなになって…)

思わずゴクリと唾を飲んでしまった私に、信長様が耳元で妖しく囁く。

「……………欲しいか？」

「っ…あっ………」

着物の裾を割って一物を取り出すと、私に見せつけるように目の前で上下に扱いてみせる。
信長様の手が動くたびに、にちゅにちゅ、と湿った音が聞こえてきて、その淫猥な音に身体の奥が震える。

「……欲しければ…強請れ」

ずくんっ…ずくんっと疼いている秘部に、熱く滾ったモノを直接宛てがわれて、焦らすようにヌルヌルと割れ目を擦られながら命じられると……私は、理性も羞恥もかなぐり捨てて、ただ快楽に身を委ねるしかなくなるのだった。

「うっ…いじわるっ」

「ふっ…好きだろう？意地悪されるのが…」

ーくちゅっ　くちゅっ　ぬるっ

「ひぁっ…んっ…あっ…もっ、欲しいの…信長さまぁ…」

「……何が欲しいのだ？はっきり言わねば分からんな」

ニヤニヤと愉しそうな笑みを浮かべて見下ろす信長様は、ひどく意地悪だけど、抗えない。

「うっ…はぁ…信長様の、熱くて硬いのが…もう…欲しいの…あっ…はっ…んっ…お願い、もう…いれてぇ…」

「くっ……」

ーずぶっ！　ずぶずぶっ　ぐっちゅぅぅ！

「ひっ…あ"あ"あ"ぁ〜！ぃゃあっ……」

割れ目をこじ開けるように捩じ込まれた一物は、ドロドロに蕩けた膣内を擦り上げるようにして奥へ奥へと突き入れられる。

最奥まで達して亀頭の先が子宮の入り口に当たると、そのままグリグリと結合部を擦り合わせられる。
襞がめくれて露わになった陰核が信長様の恥骨と擦れて、痺れるような快感が腰周りに広がっていく。

「っ…あんっ…それ、だめぇ…おかしくなっちゃう…」

ナカと外を同時に刺激され、あまりの快感に、逃れようと腰を引こうと身動ぐけれど、信長様がそれを許してくれるはずもなく……逆にがっしりと腰を掴まれて、激しく何度も穿たれることになる。

ーパンパンパンッ！

ーグチュ　グチュッ　パチュン！

「あっ…うっ…ひぃっ…あっ…」

「くっ…あぁ…よく締まるっ…」