第51章 薄明の悪戯

「…あのっ…いつから起きて…？」

「ん？あぁ…貴様が下帯を解くのに四苦八苦しておったあたりからだな」

(なっ！？そんな前から？？ゔっ…恥ずかしいっ…)

「…いじわる…」

恥ずかしくて信長様の顔を見ていられない。
かぁっと熱くなった頬を押さえて俯く私の顎を指先で持ち上げて、強引に上を向かせると、唇が触れるか触れないかの距離で、甘く囁かれる。

「貴様、俺のモノをこんな風にしておいて……責任はとるのだろうな？」

「ええっ？　せ、責任って？？」

思いがけない言葉に動揺する私の手をとると、褥の上で胡座をかいていた自身の下腹部へと導く。
ソコは先程達したばかりとは思えないほど……再び硬く反り返っており、先から溢れる汁でぬるぬると滑っていた。

「っ…あっ…もう…こんなに…？」

「煽ったのは貴様だ…責任を取ってもらうぞ」

ニヤリと口角を上げて笑むと、シュルシュルっと夜着の腰紐を引き抜いて袷を開き、一気に肩から脱ぎ落とされる。

身に纏うものを全て剥ぎ取られた身体を軽々と持ち上げられ、信長様の足の間を跨ぐように座らされる。

ーぐちゅっ！じゅぷっ！

「ひぃ…あ“あ"ぁ！ゃだぁ…」

硬く勃ち上がった一物で、割れ目のびらびらを開くようにグリグリと擦り付けられると、頭のてっぺんから足の先までを電流が流れるかの如く快感が走る。

「くっ…随分と濡れておるな。貴様、俺のモノをしゃぶりながら、ココはこんなにぐちゃぐちゃに濡らしておったのか？
くくっ…まったく…いやらしい身体だな」

「…いゃ…やだぁ…言わないでぇ…」

羞恥から目尻に涙が滲む。
恥ずかしいけど…気持ちイイ
もっと欲しい…もっと深くに…

割れ目の上を行ったり来たりするだけの浅い動きに、焦ったくなって、気がつけば自分から腰を揺らしてしまっていた。
信長様は、そんな私の気持ちを見透かすように、腰から尻にかけてをすりすりと撫で回してくる。

「…うっ…はぁん…信長さまぁ…」

「ふっ…どうした？」

「んっ…ふっ…ふぅ、ん…もぅ我慢できないの…」

「……欲しいのか？」

身体の奥がじんじんと熱く疼いて苦しく、問いかけにコクコクっと頷くことしかできない私を、信長様は至極満足そうに見つめながら、更なる快楽の淵へと突き落とす。

「…では…自分で挿れてみよ」