第46章 男と女
乱れた夜着の袷から溢れ出た豊満な双乳が、朱里が喘ぐたびにふるふると揺れるのが扇情的で堪らない。
夜着の腰紐をシュルっと引き抜くと、裾の方まで一気に開く。
目の前に晒された、色白で張りのある裸体に、胸の鼓動が煩いぐらいに騒ぐ。
「やっ…あんまり見ないで…信長さま」
朱里が恥ずかしそうに手で隠そうとするのを制して、その手を頭の上で縫いとめると、その艶やかな裸体にツーっと上から下へ舌を這わせた。
「っ…ひっ…あぁん…だめ…舐めないでぇ」
「子を産んでも変わらぬな…美しく、感じやすい…淫らな身体よ」
無意識なのか、くねくねと動いている腰を、ゆっくりと撫でてやりながら、足の間へと手を滑り込ませる。
ーくちゅっ…
割れ目に指を這わせると淫らな水音が響き、ソコは呆気なく指を飲み込む。内側の柔らかな襞が吸い付いてくるようで、ヌメヌメして気持ちがいい。
蜜壺に指を埋めたまま前後に擦ると、くちゅくちゅっといやらしい音を立てながら蜜がどんどん溢れてくる。
ーぐちゅっ じゅぶっ にゅるっにゅるっ
「やっ…あぁ…あっあっ…だめぇ…」
快感を堪えようとするかのように、イヤイヤと頭を振りながら、身を捩り足を擦り合わせている様が、ひどく男の征服欲を刺激する。
「どんどん溢れてくるぞ…ぬるぬるしたいやらしい蜜がな」
蜜口の上のぷっくりした花芽を親指でグリグリと捏ねてやると、ビクリと腰が震える。
花芽を弄りながら同時に、挿入した指を中でくいっと腹側に曲げて膣壁を擦り上げると、ナカが精を搾りとるようにキュウっと指を締めつけてくる。
「やっ…あ"あ"ぁ…あっ…ぁっ…いい…」
背を反らせ足をガクガクと痙攣させながら、焦点の合わぬ目で俺を求めて手を伸ばす朱里の震える身体を抱き締めて、口づける。
ちゅっ ちゅうっ ちゅるん
「あっ…ふぁっ…んっ…ふぅ…」
イった余韻に浸るかのように蕩けた顔で口づけを受ける姿に、男の欲が刺激されて、身体の中心に痛いぐらいに熱が集中する。
(くっ…熱い…身体が熱に浮かされているようだ)
下半身は既にはちきれんばかりに膨れ上がり、夜着の前をこんもりと持ち上げている。もう完全に勃ちあがっているのだろう、下帯が窮屈で、その締めつけでさえも気持ち好く感じてしまう。