第30章 南蛮の風
「やっ、だめぇ…そんなとこ…恥ずかしい…」
尻の穴の窄まりに舌を這わせると、ひくひくと生き物のように蠢いて俺の欲情を誘ってくる。
柔らかな尻肉を両手で掴んで揉みながら、穴の周りを丹念に舐めて尻まで溢れた蜜を綺麗に舐め取ってやった。
「うっ…ふっあ…ん…うっくっ、信長さまのいじわるっ…
恥ずかしいって…うっ、言ったのにっ…ひいっく…」
尻への愛撫がそれほど恥ずかしかったのか…
目隠しの腰紐に朱里の涙が滲み、溢れた雫が一筋、頬を伝う。
「ふっ、泣くほどに好かったのか?
貴様は後ろの孔もいやらしいな」
泣かせてしまった罪悪感から本当は優しい言葉をかけて甘やかしてやりたかったが、恥じらう仕草があまりにも可愛くてつい意地悪したくなってしまった。
頬に流れる雫を舌で拭ってやりながら、今度は前の孔へと手を伸ばす。
グチュグチュッ グチュッ プチュッ
「ああぁっ…いゃあぁ…」
既にぐちゃぐちゃに濡れた割れ目を擦ると、抵抗なくスルンと指が襞に包み込まれたため、続けてもう一本咥え込ませた。
二本の指でナカを掻き回し、奥のザラっとした部分を引っ掻くように、クイクイッと指を曲げて刺激すると、奥からこぷっと音を立てて蜜が流れ出て、俺の手を濡らす。