第20章 大晦日の夜
羞恥に震える手で、するすると襦袢を引き上げていく。
たくし上げた襦袢を腰の辺りで纏めて、信長様の目の前におずおずとお尻を突き出す。
(あぁ…なんてはしたない…でも…抗えない)
お尻の穴まで丸見えの恥ずかしい格好に秘所の奥の方が疼いてしまい、前から蜜がトロリと溢れて脚を伝っていった。
「くくっ、もっとよく見せよ」
信長様は私の腰を掴み、お尻を少し持ち上げて………
いきなりお尻の穴に熱い舌がねっとりと這わされて、思わぬ刺激に腰がビクンと跳ねる。
「ああぁぁ…いゃ、だめぇ、そんなとこ、舐めないでぇ」
チュプッ チュパ ジュッ ジュルっ
両手でお尻を揉みながらジュルジュルと穴を舌で舐め回す。
お尻の穴は信長様の唾液でベタベタになり、前の穴は直接触られてもいないのに蜜を溢れさせている。
羞恥と快感で頭の奥が痺れて、何も考えられなくなる。
初めて与えられる快楽に脚がガクガクと震えて立って居られなくなり、壁に付いた手で必死に身体を支えた。
「ひっ、あぁ…も…ぅ…いや…ぁ」
頭の中に白い靄がかかったようになり、耐え切れずに壁からずるずるとずり落ちそうになる。
「くっ、堪え切れぬか?仕方のない奴め」
信長様は唇を離し、私の身体を支えて立ち上がる。
そのまま壁に私の身体を押し付けて、背中にぴったりと覆い被さる。
朦朧とした意識のなか、背後で信長様が自身の帯を緩める音が聞こえ、熱くて硬い昂りが私の脚の間に押しつけられたのを感じた。