第2章 由希センパイ、おしおきね。
ー裏話②ー
数日後。
由希はふと"あの時"の事を思い出していた。
誰もいない部屋の中で、どうしようもなく恥ずかしくなり布団に潜る。
すごかった。ただすごかった。
ほぼ無理矢理されたのは多少腹が立つが…。
あの時の自分はどうなっていたのだろう。
いつもする時も十分きもち…いい…のだが、あの時はちょっと度を超えていた…な…。
と、考えれば考えるほどその時の事を思い出してしまう。
成瀬の顔…色っぽかったな…。
か、体も引き締まってて、指も…太くて…
無意識に下半身が疼き始める。
ーバサっっ
邪念を払うかの様に布団から起き上がった。
ふとあの後成瀬が言っていた事を思い出した。
潮吹き…、だっけ…?
とりあえず、携帯で検索をかける。
……………。
また由希の顔が赤くなった。