第5章 4. ソーダーライト
雫が上からの空間に行ったあと、雫の兄が。
続くようにダイヤモンド(ミラナ)と、ヘリオドール(要)、
そして知らない男女二人が姿を現した。
知らないとは言うが見た目からして雫たちの両親で間違いないだろう
雫の兄とよく似た毛質の金髪をもち、姉妹とどこか似た面影がある母親
黒い瞳に黒髪で、雫の兄とよく似た顔立ちの父親
突然目の前がぐにゃりと曲がる
身体が熱い
こんな時になんだって、俺の本能が昂っている
「媚薬、自白剤、有名所の毒の耐性を付けておきなさい」
その言葉の意味を理解した時には、俺の理性は失われていた
___ダイヤモンド(ミラナ) side____
目の前で始まったのは媚薬によって理性を失ったアルビノの男、ビクスバイト(魁)、とハックマナイト(雫)の妹の孕ましセックスショー
ビクスバイトはハックマナイトがイヤカフの件があるまで、心を開きかけていた相手
少なからずショックを受けているだろう
事実ハックマナイト(雫)は綺麗な透明な涙を流している
そして血の涙が出ない自身に苛立ってもいるのだろう
これを素敵なことと形容する女も女だが、
それを同じ組織の私とヘリオドールに見せる現当主達の新根を覗いてみたいものだ