第6章 三人目 無頼漢リンク※
何の準備も出来てなかったそこは俺を拒否しているかのように固く閉じており、俺は自身を無理矢理捻じ込んだ。
腿に赤い血液が線を引いて流れる。
まさか生娘ではないだろうが、慣れてないのか。
両の手で尻の肉を広げるように割りながら打ち付けていく。
すると間もなくスムーズに俺を受け入れるようになり、ミシミシと音が鳴る床に押し付けたまま俺は意識のないそいつを犯した。
女の体が俺の手と、女自身の血で汚れていく。
なるべく快楽を得る為にゆっくりと引き、千切れるほどに狭いその中を味わう。
「……くっ、ははっ」
口元から乾いたような笑みが漏れる。
職場で俺に吹っ飛ばされたあの最低な野郎。
俺はあの男と何ら変わりない。
心底うんざりする。
奴らにも俺にも。
「っく、ぅッ」
半ば無理矢理に自身を高みに押し上げるかの様に抽挿を早める。
自然にそうなったものではない女の愛液は粘度があり、絡んだ自分の先端がピンク色に染まって見え隠れした。
やがて快楽の塊がそこの部分に集中し、存分に精を吐き出すと俺は深く息をして目を閉じた。
瞼の奥の方から光が瞬き大きくなっていく。
………なんだこれは?
何かが勝手に頭の中に入って─────