第2章 復帰
終わった瞬間、リコが身を乗り出してきた。
リ「ねえ、遙ってバスケとかに興味あったっけ!?」
え…いや…。
「ないとは言わないけど…」
リ「じゃあウチのマネやってくれない!?いいわよね!?」
「い、いや…私、日光を浴びるのはダメ…」
リ「大丈夫よ!!ウチはインドアスポーツだから!!」
「え、ちょっ…」
リ「決まりね!!今日からよろしく!!」
「ちょ、リコ!!」
大はしゃぎのリコになお反論しようとすると、私の肩にてが置かれた。
?「あきらめろ。ああなった監督は止められねーよ」
そ、そんなぁ…。
私、マネージャーなんかやったことないし、仕事も全然知らないのに…。
復帰初日からいきなり不安を抱え、私の学生生活は再スタートした。