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keep as a pet【R-18 SS集】

第6章 黒い甘露【イケメン戦国】


「ああ……唆るね。
 そんな厭らしい格好をした美女が目の前に居れば
 俺自身を制御出来なくなって仕舞いそうだ。」

拘束された私の身体は信玄の手に依って俯せに転がされた。

両膝を折り曲げた状態で固められ開脚した儘の所為で、今の私は潰された蛙の様だ。

圧倒的な屈辱に舌を噛んで仕舞いたくても、咥内に詰められた布が其れを阻む。

きっと信玄も其れを見越していたのだろう。


僅かでも自尊心を守ろうと力を振り絞って膝を立てようとすれば、其れがまた信玄の琴線に触れて仕舞った。

「君がそういう心算で無いのは分かっちゃいるが……
 其れでは逆効果だぞ-。
 まるで俺に『早く挿入れて欲しい』と
 腰を振り上げて強請っているみたいだ。」

くつくつと喉を鳴らしながら私を蔑む信玄に殺意すら湧く。

同時に何一つ抵抗を赦されない状態の自分に絶望もした。


「此方……」

「っっ……!」

信玄の指が再び私の胎内に深く突き刺さる。

「此方じゃあ駄目だなー。
 ほら、ぐずぐずに蕩けてる。」

態と音を発てる様に激しく揺れる指。

ぐちゃっ…ぐちゃっ…と粘着質な響きに絶望は更に深くなった。

「此方に挿入れたんじゃ
 唯、君を悦ばせるだけになって仕舞うから……
 うん…やはり此方だな。」

「………!!」

唐突に抜かれた湿っぽい指先が後ろの窄まりを突く。
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