第4章 Destined future【イケメン戦国】
其の晩も姫の部屋に入り、先ずは口移しで例の物が溶かされている酒を飲ませる。
其れから帯に手を掛けた所で、初めて姫は恥じらう様に抵抗した。
「どうしたの……?」
問う俺を不安気に見つめる姫に若干の加虐心が沸き出し
「駄目。
許さないからね。」
常より乱暴に着ている物を剥ぎ取る。
其の途端、いつもは感じない臭気が鼻を突き……
其れは固く閉じられた両脚の間から漂って来る様だ。
「ああ……そういう事か。」
何でも無いという様相で呟いた俺は、姫の両膝を掴み大きく開脚させれば中心部が紅く濡れていた。
「月の物だね。
別に恥じる事無いよ。
摂理なんだから。」
穏やかな声色で話す俺に、姫は動揺しているみたい。
「でも……穢い…」
「穢いなんてある訳無いでしょ。
其れに俺は嬉しいよ。
は……
俺の子を孕む事の出来る身体だって証明してるんだから。」
其の意味は理解出来ているのかな。
どっちにしても、今夜が《其の刻》なのかもしれないね。
「ねえ、……
少し痛むかもしれないけど耐えられる?」
何も知らない幼女を犯す様で僅かに胸が締め付けられるけど……
もう此の欲情は抑えきれないから。