第2章 Honeyeded sadistic【イケメン戦国】
言葉にするのも憚られる程の下品な音を響かせ、の中を無遠慮に掻き回す。
指に掻き出された粘液で尻の穴まで濡らしてひくつく媚態を目にすれば、俺の表情までもが高揚感に歪んだ。
もう充分だろう。
次には二本の指とは比べ物にならない程の質量を与えて、狂った様に啼かせてやろうな。
最後に腹側の膣壁を削ぎ取る様にして指を抜いた俺を、は浅い呼吸を繰り返し蕩けた視線で見上げている。
言葉にする迄も無い。
俺が何を望んでいるか、何を成そうとしているのか……
はもう全てを悟っているだろう。
それでも洪の僅かな不安に躊躇している俺に向かって、はくしゃりと微笑んで言った。
「光秀さん……抱いて。」
その刹那、俺の身体から否定的な感情は全て溶け出した気がする。
俺は唯、只管にを愛でて良いのだと……
は其れを全て受け容れてくれるのだと……
「分かった。
ではもう止めてやれぬから覚悟するんだな。
……
お前の中全てを、明智光秀で埋め尽くしてやろう。」
こうして俺は、に見せ付ける様にして己の着衣をゆったりと脱ぎ捨て始めた。