第8章 Spicy masochist【イケメン戦国】
「ふんっ……ふんっっ……」
二度三度の尻を力強く穿ち直ぐにずるりと一物を引き抜くと、慌てた動作での顔の前へ跪いた。
「、顔を上げろ。」
四つん這いの儘、素直に俺を見上げるの目は美酒に酔わされた如くとろんと蕩けている。
其の表情にまた全身がぞわりと粟立つ俺も大概であるな。
「口を……開け……」
鋭い視線で見下ろし低い声で言い放つ。
当然も《此の意味》は理解しているだろう。
そうであるのに……
の口は簡単に開き、零すまいとする様に紅く熟れた舌まで差し出す始末だ。
「本当に……お前は良く出来た女だ。
さあ……射精すぞ。
全て飲み込め。
くうっっ……!!」
耐えに耐え抜いた吐精感を解放し、の口へ目掛けてびゅるびゅると勢い良く注ぐ。
口腔内が生臭い白濁に塗れているにも関わらず、はまるで好物を与えられた従順な飼い犬の様に其れを躊躇無く嚥下してみせた。
此所までさせても尚、更にお前を追い込む俺だとて……
良く出来た飼い主であろう?
「……
いつもの様に…為てはくれぬのか?」
俺の言葉に小首を傾げたの唇へ一物を近付けてやる。
「常は白濁で汚れた俺の先端を拭ってくれるではないか……
お前の舌で。」
するとの舌先はいとも容易く、一物の先端を舐り始めた。
「ほう……良いのか?
此れはつい先程迄、お前の尻に挿入っていたのだが?」
揶揄う様子を隠さぬ儘そう言って遣ってもの舌は止まらず、其れ所か僅かに挑戦的な笑みを浮かべたかと思うと、一気に根元までを口に含んだ。
其の行為には多少驚きは為たが……拒む筈も無い。
「んぅ……堪らん。」
一度だけぶるっと腰を揺らした俺の一物は、の繰り出す柔らかく執拗な口淫に再び呆気無く硬化し始めた。