第9章 【四十物十四】男のプライドとかあるんッスよ!【裏、甘々】
りん視点
十四「で、でも!りんちゃんと一緒に居れるなら、僧侶だって全然構わないです!!
自分は、りんちゃんとずっと居れるなら、何だってするッス………!」
!十四………
りん「ありがとう、でも僧侶にはならなくても、結婚くらい出来ると思うよ」
十四「気持ちは僧侶になってもずっと一緒に居る!ってくらいの気持ちなんッスよ!」
りん「そっか………
拙僧も、十四と一緒に居たいな
この先、ずっと………
十四だけを恋愛対象として見てたいな」
十四「!じ、自分が!自分だけしか見れない様にします!
だから、りんちゃんは、他の男に惚れちゃ………
駄目ッスからね…………」
段々、声に力がなくなってきて、凄い小さくなってきてたけど、拙僧は普通に嬉しかった
りん「じゃあ、十四だけを恋愛対象として見とくね」
十四「!はい!」
こう言う素直で正直な所とかに拙僧は惚れたんだろうな〜
まぁ、偶に素直過ぎてちょっと………いや、結構恥ずかしかったり照れ臭かったりする………
十四「りんちゃんの本凄い読み込んでるッス………
めっちゃ頑張ってるの伝わります!」
りん「ありがとう
でも、頑張って、努力して、結果隣に居れるかどうか分からない………
拙僧は、空却みたいに、才能はなかったから………
だから、努力でどうにかやって埋め合わせてるけど、空却が拙僧みたいに勉強しだしたら、拙僧はちっぽけな存在になっちゃうんだよね………」
今は空却がお父さんとかに反抗的だけど、いつか本格的に修行しだしたら、本当に拙僧の居場所は何処にもない………
十四「そんな事ないッス!!
りんちゃんは頑張ってます!!
それなのに、報われないのは可笑しいッスよ!!
それに、空却さん達もそんな事ないって言いますよ!!」
りん「そんな事ないって言っても、現実がそうなんだ………
だからこそ、空却に負けない様に、その10倍、その100倍、拙僧は頑張んないといけない」
十四「………自分、りんちゃんが心配ッスよ………
いつか、ぶっ倒れちゃうんじゃないかって思うと、怖いッス………
そんなに無理しなくても良いんッスよ?」
そう言いながら拙僧を優しく包む様に後ろから抱きしめてきた