第7章 【山田二郎】俺だって男だから【甘々、デート】
りん視点
うわー!ど、どれも美味しそう!
流石人気カフェ!
二郎「んん???」
(な、何だコレ………
見た事ないモンばっかだな………
こんなのでりんさん喜ぶのか?)
りん「二郎君決まった?」
二郎「へ!?あ、い、いや……
まだです………」
りん「やっぱり、どれも美味しそうだよね〜!」
二郎「あ、そ、そうっすね………」
(やべー、メニュー全然わかんねぇー
そもそも、漢字読めねぇし………)
どれにしよう………!
でも、そろそろ決めないと………!
二郎「りんさんは、どれが良い………ですか?」
りん「私?
私は、やっぱりこのパンケーキとパフェどっちか悩んでるんだ〜」
どっちにしよう!
二郎(あ、コレパンケーキとパフェだったのか………
だったら、普通に書けば良いじゃねぇかよ!!
紛らわしいんだよ!!)
「じゃ、じゃあ、この2つで!」
えぇ!?
りん「じ、二郎君は良いの!?」
二郎君だって食べたいものあるだろうし………
二郎「俺は良いッスよ!
何書いてあるかわかんねぇし………(ボソッ
それに、コレと言って食べたい物がある訳でもないし………
だから、りんさんに合わせます!
その2つ全部が無理なら半分こずつ交換すれば2つ食べれますし!」
い、良いのかな?
りん「ごめんね………
ありがとう」
二郎「気にしないでください!」
店員「お待たせしました〜
ご注文の苺をベースとした魅惑のパフェと蜂蜜たっぷり、上にアイスを乗せ外は冷たく柔らかく中は暖かくフワッとした食感を楽しめるパンケーキです
ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
りん「はい!」
二郎(………なげぇしよく噛まずに言えるな………)
りん「じゃあ、二郎君はどっち先に食べる?」
二郎「じゃ、じゃあパンケーキの方を………」
りん「分かった!
じゃあ、パフェを………っと………
ハムッ」
ん〜〜〜!
お、美味しい!
人気店という噂は伊達じゃない!
凄い美味しい!
二郎(美味しそうに食べてる………
か、可愛い………)