第7章 【山田二郎】俺だって男だから【甘々、デート】
りん視点
帝銃「後、俺の事は帝銃で構わねぇよ
何か、さん付けられると堅苦しいし」
りん「あ、じゃあ………帝銃!
私もりんで良いから!」
帝銃「おう!
それで?何やってんだ?」
乱数「りんちゃんの洋服作ってるんだー!
明日、彼氏とデートなんだって!
だから、何時もよりおめかしして行きたいんだって!」
帝銃「?何でおめかしするんだ?」
乱数「そりゃあ、好きな人に可愛く見られたいからでしょ!」
幻太郎「帝銃、ちょっと失礼過ぎですよ」
帝銃「別に何時も通りで良いじゃねぇか
何も変わんない、何時ものお前が好きだから付き合ってんじゃねぇのか?
この時だけおめかしする必要ねぇだろ」
!そう言う考え方もある………か
そっか、そうだよね
二郎君は何時もの私を好きになってくれたんだし、此処までしてもらうんじゃなくて、自分で自分なりにおめかしするべきだったのかな?
それが例え不格好でも…….
乱数「馬鹿だねー!帝銃は!
女の子は何時も可愛いと思われたいからおめかしするんだよ!!」
幻太郎「りん、帝銃の話しは聞かなくても良いですよ」
りん「ううん!帝銃の考え方に一理あるし、納得もしてるよ!
やっぱり此処までしてもらって悪いけど、後は自分で考えて自分なりのおめかしで頑張るよ!」
そうだよ!
何時もそうだったんだし!
今日だけ違うんじゃなくて、何時も通りで!
幻太郎「!………そうですか
では、頑張ってください」
りん「う、うん!」
乱数「じゃあ!せめてコレをあげるね!」
?コレは………?
乱数「僕特性の缶バッチ!
洋服にもつけるから作ってみたんだ!
りんちゃんに似合いそうだからあげるね!」
りん「え!?い、良いんですか?
あ、ありがとうございます!
それじゃあ!失礼します!」
それで私は乱数の事務所を出てイケブクロに戻った
何時も通りの洋服に何時も通りのメイク
デートでおめかしするのは普通だけど、今日だけ特別じゃなくて、毎日が何時も通りの楽しい日常で二郎君と会うんだ!