第7章 【山田二郎】俺だって男だから【甘々、デート】
りん視点
乱数「そうだなー………
りんちゃんは、可愛いって感じのも似合うしな〜」
幻太郎「何時もの服の特徴としては可愛いってより綺麗と小生は思いますが………」
りん「可愛いって感じのより大人っぽくして、歳上らしくリード出来る様にと………」
幻太郎「成る程、要するに舐められない様に………と」
まぁ、合ってるけど………
乱数「大人っぽいのか〜
確かに、良いかも!
でも、何時もと違う感じにするってのも良いかもよ!」
確かに………
どうせ何時もよりおめかしするなら、系統から変えるべき?
幻太郎「あの彼の様に今時の若者感を出すのはどうでしょう?」
乱数「あ!確かに!お揃い!って感じ!!」
りん「今時の若者って………
そこまで若者でもないし………」
幻太郎(貴方の年齢で若者じゃないと言われたら学生しか若者じゃないと言う理屈になってしまいますよ………)
でも、お揃いも良いのかも………!
乱数「う〜ん………」
「乱数ー!居るかー!」
そう言って知らない人がドアを勝手に開けた………!?
え!?だ、誰………!?
乱数「あ!帝銃!!
どうしたの〜?」
「いや、幻太郎の所に行ったら居なかったから来たんだけどよ、幻太郎此処に居たのか!
………?そこに居る奴は?」
乱数「幻太郎の友達で、僕の依頼人!」
「へぇー、そうかよ」
えっと……
この場合どうしたら………?
幻太郎「………彼は有栖川帝銃と言います
帝銃、彼女は夏木りん」
帝銃「おう!よろしくな!」
りん「あ、よろしくお願いします!」
有栖川帝銃………
どっかで聞いた事ある様な…………
何処だっけ………?
りん「…………!あ!!」
乱数「!?ど、どうしたの!?」
幻太郎「急に大きな声を出してどうしたのですか?」
りん「帝銃さんって、幻太郎と初めて会った時に名乗ってた!!」
幻太郎「あぁ、そう言えばそうでしたね」
帝銃「おい!幻太郎!!何人の名前で名乗ってんだよ!!」
幻太郎「良いじゃないですか、嘘ですから」
アレ、本名どっち?って最初悩んでた