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【ヒプノシスマイク】貴方は誰を選ぶ?【短編集】

第11章 【躑躅森盧笙】生徒だけど好きなんです【禁恋、悲恋、ちょい甘】


りん視点

それなら、ちょっとだけ安心や……

簓「なんか、面倒くさいな〜」(ボソッ

りん「何か言った?」

簓「いんや、なんにも〜

それより着替えはどうするんや?」

りん「……考えとらんかった」

簓「やろな〜」

ピンポーン

簓「?今度は誰かいな

はいはーい、今行きまっせ〜」

それでまた簓が玄関に行った

どうしよう……

まぁ、簓のを物色すれば問題ないやろ

簓「ちょ!勝手に中入らんといて!!」

?誰か来たんか?

挨拶……しといた方がええよな

簓の親戚やし……

そう思い来たであろう人に挨拶しに行った

りん「こ、こんに……ち……」

な、何でこんな所におるんや?

「?誰だ?この子?」

簓「ゲッ!りん!!

出て来たらアカンやろ!」

りん「ろ、盧笙……先生……」

盧笙「!?りん!?何で此処におるんや!?

まさか、簓!!

お前、犯罪にまで手出したんか!!

しかも、ウチの生徒に!!」

「お、ついに俺と一緒の犯罪者か〜

楽しいだろ?

まぁ、女の子を泣かせるのは、アウトだけどな」

簓「誤解や!!

犯罪になんか手出しとらんで!!

しかも、泣かせた訳でもあらへん!!

りんはウチと親戚なんや!!」

盧笙「ハァ?りんと簓が?」

りん「は、はい」

なんか、簓が犯罪者になってるみたいな話になっとったけど、面白いしいいかなと思っとったが流石に不味いか……

簓「と言うか、今日は親戚来てるから無理って追い返したやろ」

「そうだっけか?

俺だけだと入れてくれねぇと思ったから、盧笙も連れて来たんだがな」

簓「そう言う問題な訳ないやろ!」

「ま、嬢ちゃんも一緒に酒飲もうぜ

高い奴持ってきたからな」

簓「りんは未成年やから、酒は飲んじゃ駄目や」

「そうか……

それならしょうがないな」

りん「あ、あの……

誰?」

「おじさんか?

おじさんは天谷奴零だ

よろしくな」

りん「は、はい

よろしくお願いします」

ん?そういえばさっき、簓が犯罪者って疑われてた時俺と同じって言うた?

もしかして、この人は犯罪者なん?
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