第97章 新たなメンバー1
貴方side
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夏が終わり私達は練習していた
皆の目標が来年の春以降の県大会に代わり、全員が頑張っていた
丹波さんは引退して、9人
人は足りてるが、万が一怪我等で出れない場合の為にもと大吾は密かに部員集めを考えていた
今秋の時期に入ってくれる人なんて、在校生に居るかな…
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休憩中
大吾「在校生から新入部員を探したいんだけど、誰かいないかな」
太鳳「いないよ、秋の時期に今更」
睦子「流石に誰でも良いって訳にも行かないよね」
アニータ「仁科。あんたの友達はどやねん?ほら、4月に入ったっていう4人の友達」
仁科「はぁ?無理に決まってんだろ、アイツらシニアでやってるから」
貴「うーん、あの4人は元々ここで野球やるの嫌だったんじゃない。仁科達の監督?さんが来ないからますます」
仁科「先輩の言う通り、無理無理」
千里「あ、あのー先輩。私、実は1個上の姉がここに居るんですけど、声かけてみます?」
大吾「え?!」
千里の姉………
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図書室
昼休み、野球関係の本を探しに図書室に来た
実は色々借りたりしている、勉強にもなるし
すると
?「…」
貴「あ、千代」
千代「!……怜花」
同じクラスの藤井千代、図書室にいつもおりクラスでも隣同士で名前呼びする程仲は良い方
千代「…また野球の本借りにきたの?」
貴「うん。この前の試合体力消耗しちゃってね、何か良い良い筋トレないかなって」
千代「……努力家ね」
貴「?…だって、私は野球が好きだから。やれる事はやっときたいたいんだよね」
千代「!……」
ガラッ
大吾「あ、あのー」
千代「?」
大吾「藤井千代さんですか?千里のお姉さんの」
貴「…!………え、千代って千里の姉なの?」
睦子「!?怜花!何で藤井さんと一緒に?」
貴「何でって、同じクラスでよく話すから?」
大吾・睦子「ええ!?」
私と千代の事を話すと、驚愕の表情の大吾と睦子