第88章 繋がる思い1
貴方side
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『6番レフト、椛島さん』
出光「っ!」
パアアンッ
審判「ストライーク!」
アニータ(このままで終わられへん、師匠に続くんや!)
シュッ_
アニータ「っ」
パアアン
出光「っ」
アニータが打ったボールは、セカンド方面にいく
道塁「っ!」
仁科「なっ」
睦子「抜けない!?」
大吾(いや。でもあの体制からじゃ左投げで一塁に間に合わな………!?)
審判「アウト!」
道塁は、体制を崩しながら右手で他の仲間にボールを渡しアウトにさせる
アニータ(……嘘やろ、あんなん中坊のプレーとちゃうわ…っ)
アニータがアウトになり、あと2人アウトになると5-2で負けが確定に近くなる
……しかも、次のバッター…
『7番ファースト、丹波君』
弥生「ここで丹波さんか」
大吾「…………丹波さん、狙い絞って!大丈夫!行けます!落ち着いて!」
横では、大吾が声援を送ってる
貴「……あ、次星蘭か」
仁科「!……そういや、次の関鳥は左キラーだったすよね。丹波が繋げば…!!」
貴「そうだけど、お前サラッと先輩を呼び捨てすんなよ」
ガッ!!
丹波「った!?」
丹波さんの足に当たりレッドボールになる
仁科「おおー!!」
アニータ「繋いだー!!」
千里「何もしてないけどー!!」←
千里の発言は軽く悪口もある感じだけど…苦笑
出光(……っ、さっきの打球指に当たってレッドボール出しちまった。少し痺れてる……)
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『8番サード、関鳥さん』
出光「っ!」
パアアン!!
審判「ファール!」
出光「!」
パアアン!
審判「ファールツー!」
道塁「何してんの出光、入れてけ入れてけ!」
出光(うるせーな…指先の感覚がまだ戻らねーだよ//)