第70章 因縁対決
貴方side
『次の攻撃は5番ピッチャー、星原さん』
貴「…」
ト部(……っ星原)
私の番が回ってくる
アンディ(……正直星原が要注意だ、ここを抑えらればうちの勝ちだ)
仁科(……先輩)
…今は同点、弥生は2塁で私はここで打たないと延長になる
貴(絶対、打つ!!)
ト部(絶対、抑える!!)
アンディ(…星原はストレートは完璧に打ってくる、だったらここはカーブか)
ト部「…」フルフル
アンディ(!おい、ト部…!!)
ト部「っはあー!!」
シュッ…!
貴「……!っ」
カンッ!
ストレートが来たので打つが、ギリギリファールに飛ぶ
アンディ「た、タイム!!」
貴「…」
アンディはタイムを取り、ト部に走り何かを話していた
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審判「プレイ!」
ト部「…」
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タイム時
ト部「くそっ、何で山崎を…」
アンディ「同点といえ、2塁まで進まれてる。しかも今は星原だ、間違いなくストレートは確実に打ってくる。
延長になる事も考えて、次の投手を用意するのは監督として当たり前な事だ」
ト部「…」
アンディ「監督がお前を信用してない訳じゃない。どうしても星原を抑えたい気持ちは分かるが、冷静になれ。
わかってると思うが星原はストレートは打ってくる。
ボールになっても良い、しっかり腕を振ってカーブを投げろ。」
ト部「……でもよ、カーブは制球が効かねぇ。この場面でもし、ワイルドピッチングになったら」
トンッッ!!
アンディ「っ後ろへはやらん!!俺が必ず止めてやる!だからっ思いきってカーブを投げろ!!」
ト部「…」
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ト部「……」
………?なんだ、いきなり雰囲気が変わった…アンディも
先程とは別人なト部達に気を付けながら、構える
アンディ(…アドバイスでカーブのキレや制球も元に戻った。もう1球だ、星原はまだカーブを打ててない)