第44章 エースの実力2
仁科side
『3番ショート、小橋くん』
審判「プレイ!」
3人目がバッターに入る
星原先輩の実力で、ストライクに抑えてる為守備側には全く来ない
なのでライトで、先輩の球を観察していた
…………
貴「…っはぁ!」
ーシュッ
パアンンンッ!
小橋「…っ」
審判「ストライーク!」
横内(っくそ……監督の攻略方法もこれじゃ意味がない。変化球もまだ見てないのに、ストレートでもこの強さとかマジか…)
貴「……っは!」
ーシュッ
パアンンンッ
審判「ストライクツー!」
貴「…はぁっ!!」
ーシュッ!
パアンンンッ!!
審判「ストライーク!バッターアウト!スリーアウトチェンジ!」
睦子「やった!3者3振!」
星蘭「良いわよ、怜花ぁ!!」
1回裏は、先輩の活躍により俺達守備の出番はない
大吾「やっぱ凄いな怜花、リトル時代からずば抜けて上手かったけど」
仁科「…リトル時代からあんな強いんすか?」
大吾「まぁ、俺の知る限り最強投手は怜花だと思ってるけどね。仁科もそう思わないか?」
仁科「…そう思ってます、俺も」
…悔しいけど、先輩の球にはまだ俺は敵わない
大吾「お、仁科が素直に認めた。明日は嵐だ」←
仁科「…アニータといい、人を馬鹿にするの止めてもらって良いっすかね…」プルプル…
風林中の奴らはつくづく、俺を怒らせる人が多い