第11章 ★知らない感情★
それだけは、嫌だ。
「アリアの……い、らん……ま、こ……に、エル……ヴィ、ンの……ち……んち……い、いれて……くださ……いっ!」
言い終わる寸前に張形が抜き取られ、エルヴィンの固いソレが私を貫いた。
「あああああっ!! あっ、あっ……」
「またイッてしまったね。すごく締め付けてくるよ」
エルヴィンのそれが動く度に私の口から喘ぎ声があふれて止まらない。繋がっているのが嬉しくて、エルヴィンの背中に腕を回す。自然とキスに酔いしれる。
私が何度達してもエルヴィンの動きは止まらず、私の中がグチャグチャになっていく。それに幸せを感じてしまう。
「ふあああっ!! そ、そこらめええっ!! きちゃっ! おっきいのきちゃうっ!」
「ああ。ここが良いのか」
「らめっ! らめれすっ!! え……える、び……! ゆるひ! ゆるひて!!」
「大丈夫だよ。好きなだけ感じてくれ」
「ああああああっ!!」
呂律も回らなくなった。私はただ喘ぎながらはしたなく潮を吹いて盛大にイッた。が、やはりエルヴィンの動きは止まらない。イキながらイク。イキすぎて何も考えられない。
「そろそろ、出すよ。中にたっぷりあげよう」
「まっ!! 中はらめ!!」
「くっ」
「あああああっ!!」
ドクドクと脈打つソレを締め付けながら、私もイッてしまった。しばらく抱き合ったまま放心していた。中から出てきたソレにはきちんと避妊具が装着されていて、してやられた感じが拭えない。だけど、何も言えず私は目をつむった。
枷を全て外され、汚れた下着だけ脱がされる。綺麗なタオルで丁寧に事後処理してくれた。衣服を整えた後、エルヴィンの腕枕で私は夢の中へと意識を沈める。
「おやすみアリア」