第1章 ずっと大好き 大切な幼馴染み
学校へ辿り着き、急いでルフィの教室へと向かった。
その教室を見回すと、女の子たちが群がっている机の中心にルフィが居た。
な、なんなのこれ…
見たくない。
早くこの場から消え去りたい。
そんな中、ルフィと目が合った気がしたが、スッと目を逸らされる。
(嘘でしょ…)
今、目をそらされた…?
あまりの出来事に、その場から動けなくなった。
変わってしまった。
ルフィが。
いや、違う。
私が変わったの?
それも違う。
何が正解なの。
その時、私の中で、何かが音を立てて崩れていった。