第17章 育まれる関係
「あんまり、.....見ないで」
電気を消してくれた事はないし、朝夜構わず抱かれている為、それはそれは常に全てを見られていると思うけど、それでも見ないでと言いたい。
「それでは変化が分からんだろう?」
馬鹿な事をと言わんばかりに、信長は笑い、
「この大きさも、俺には可愛い」
やわやわと私の胸を揉みながら、感想を漏らす。
「っ、今、他の女の人の胸と比べた!」
この大きさって言った!
「あくまで一般論だ!今まで抱いた女たちの胸など覚えておらん!この手が記憶しているのは貴様の胸だけだ!」
「うぅーー」
そのコメントは、喜ぶべきなの?
分かってる事なのに、その手が、私に触れるみたいに他の女の人たちも触れたのかと思うと、どうしても過去の人たちに嫉妬してしまう。
「そろそろ機嫌を治せ、貴様の身体の方がよっぽど素直だな」
ちゅっと、信長は私の胸に吸い付いた。
「んっ....」
ピチャ、ピチャ、
「ぁっ、.....」
触れられるだけで、身体は簡単に熱を上げる。
「柔らかくて、感度もいい」
パクッ、チュウゥーー
「っ、やっ、......ぁっ」
甘い痺れが体を駆け巡る。
「ふっ、もう立った」
きゅっと、信長は楽しそうに立ち上がった先を指で摘んだ。
「んっ......ぁっ」
ふにゃふにゃと信長の手が胸を揉み続け、戯れる様に吸い付き、舌先で突起を転がす。
「あっ、.....やっ」
「セナ」
「んっ、......」
目が合えば、必ず優しくて深いキスが落とされる。
「んっ、....ん、.........っは....ん」
(もう...蕩けそう)
胸を弄られながら口づけられると、トロンと気持ち良くなってきて、下半身がじんじんしてじわじわと湿り気を帯びてくるのが分かった。
「ふっ、んっ....」
私の脚がもぞもぞとしだしたのを、信長は見逃さない。