第6章 居ない間に………?
リィナ「あーもう!疲れたよー!!」
私は誰も居ない裏庭で叫んだ。
仕方の無い事とは言え、何?!この忙しさ!
リィナ「はぁ……どっか行きたいなぁ」
?「じゃあ、連れてってやるよ」
リィナ「っ?!………なんだジュダルか。驚かせないでよー……」
上を見ると、絨毯に乗ったジュダルが居る。
相変わらずの自由人っぷりだよねぇ……。
羨ましいくらいだよ。
リィナ「言っとくけど、今日シンさん居ないよ」
ジュ「え"っ、マジかよ。つまんねぇの」
リィナ「ドンマイ~(笑)」
ジュダルの方を見て、ケラケラ笑う。
すると、ジュダルがいきなりこっちをじっと見てくる。
ジュ「……お前さぁ、しばらく見ねぇうちに……太ったか?」
……なーんのデリカシーもないね、この人は。
女性にそういう事を、ズバッと言うもんじゃないでしょ。
リィナ「失礼な。このお腹は、脂肪じゃありませんよーだ」
ジュ「じゃあ、なんなんだよ?」
リィナ「子供」
ジュ「………はぁ?」
ジュダルが、すっとんきょうな声を出す。
目がまん丸だ。
ウケる(笑)