第4章 初めての・・・
ージャーファルsideー
リィナを呼ぶと、少しビクビクしながら寄ってきた。
…これから起こることを、察知したのですかね?(黒笑)
ジャ「どうしました?リィナ。そんなに怯えて」
リィナ「え?だ、だって…………怒ってるんじゃないの?」
………はぁ?
怒ってる?何故そうなるんですかね?
ジャ「別に怒ってませんよ」
リィナ「そうなの?!良かった…………」
ジャ「何故、そう思ったんですか?」
リィナ「だって、顔が怖かったから」
顔が、ですか。
確かに、少し険しかったかもしれませんね。
これからする事で、どうやったら理性を保てるか……
考えていた所ですから。