第2章 日常は
リィナ「ジャーファルー。この書類って、誰の担当だったっけ?」
ジャ「確か、シャルルカンだったと。どうかしましたか? 」
またシャル兄か……
私は、乱雑な字で書かれた書類を、ピラピラさせながら
リィナ「誤字と脱字が凄いんだよ。これ。ちょっとシャル兄探してくる」
ジャ「お願いします」
リィナ「うん。行ってくる」
そう言って、仕事場を後にする。
さてと………この時間だから、多分またアリババくんと修行してんだろーな。
はぁ………私もたまにはやりたい……
でも、それは無理な話。
政務次官になってわかった事だけど、かなりの仕事量で、お暇なんて貰えやしない。
2週間に一度、休み取れたら良い方だと思う。
ま、ジャーファルと一緒だから良いんだけどね(笑)
1人、そんな事を考えながら、鍛練場に歩いて行く。
着くと、まぁ想像通り。
アリババくんと、修行をしてた。