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【鬼滅の刃】かざぐるまの恋【我妻善逸夢】
第3章 おとぎばなし
「グスッ…梅月ちゃん…
目を覚ましてくれよぉ…グスッ」
生暖かい何かが、顔に当たる
「ん…ぜ、んこ…?」
「梅月ちゃん!!良かったぁぁぁ!!」
どうやら私は意識を失ってしまったようだ。
身体が温かい。
ずっと善子か抱きしめてくれていたのだろうか。
「私…」
「アタイが急に引っ張ったから!!
本当にごめんよぉ…」
私が目を覚まして安心したのか、
善子は抱きしめる腕をさらにギュッと強くする。
同じくらいの女の子のはずなのに
善子の腕は、何故かたくましく感じた。
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