第3章 : Let's訓練!❶〜調査兵団で鬼ごっこ〜
〈 作戦会議〜調査兵団side〜 〉
「まず…誰が誰を追いかけるか決める。ペトラ・エルド、お前たちはオルオとグンタを追え!お前たちなら、あの2人の思考が読めるだろう?」
「「了解です!」」
「次に…ナナバはゲルガーを、モブリットは髭ゴーグルを追え!」
「了解だよ!」
「了解しました!」
「ニファはあのデカ女だ。」
『デカ女って誰?』
「あ?てめぇに喧嘩吹っかけて来た、クソ女の事だろうが!」
『あ〜エリナ?』
「名前なんて知るか!興味もねぇ。とにかくニファは、あの女を捕まえろ!」
リヴァイは自分に告白した女が自分より背が高く、しかもリンを虐めていたのが相当気に食わないようだ。
「了解しました!」
『リヴァイ、私は?』
「俺たちは2人で、ハンジを追う!」
『私は1人でいいよ〜リヴァイはミケ、捕まえないと。』
「てめぇは今、奴ら(守護獣)付いてねぇだろうが!危ねぇから俺と離れるな。」
『でもミケは?』
「ミケは俺1人じゃ難しい。最後に男全員で捕まえる!」
『そっかぁ、分かった!』
少女は納得し、満面の笑みを浮かべた。
(側に置いておきたいんだな。)
(一緒に居たいんですね。)
(兵長…思考が丸見えです。)
ある意味、チームワークが良いグループだった。
NEXT →