• テキストサイズ

無償の愛を君に

第8章 さよなら、愛しい世界


緑間が仕事をしてる間、夢はテーブルで何かを書いている

『(残される真太郎に届くただひとつ…)』

それを必死に探していた

【元気でいますか。
笑顔は枯れてませんか。
他の誰かを深く、深く、愛せていますか。】

便箋に書かれる言葉達

『真太郎との日々を願っていました』

ポツリと呟かれるが、それは書かれていない
その気持ちは夢の胸の中で鍵を掛けた

緑間が来るとその便箋をしまい、笑顔を向けた
そして、連れ出される

『真太郎どこ行くの?』

緑間「いい所なのだよ」

2人で歩くと見えてきたのは少し古びた教会
/ 288ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp