第7章 鷹の目少年の恋
拾い終わったイインチョーは微笑んだ
『ありがとうございました。あ、時間…!すみません行きますね』
重いはずのノートの束をフラフラした足取りで持っていく
ちょちょちょちょ、怖い怖いw
そう思っていたら、階段
イインチョーは前が見えてないのか踏み外した
高尾「危ないって!イインチョー!」
『わっ!え?え…階段』
俺が慌ててイインチョーを掴むとバサバサとノートが落ちて、イインチョーは驚いた様に俺を見た後、下を見て真っ青になった
高尾「ノート一緒に運ぼうぜ」
『え、でも』
高尾「階段から落ちたいの?」
『うっ…お願いします』
2人で分けてノートを職員室に持っていく