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無償の愛を君に

第1章 僕の彼女は…


『それは違うよ。テツ君が生きてて本当に嬉しい。あの交通事故にテツ君が巻き込まれなくて良かったんだよ』

黒子「………」

ギュッと抱きしめる夢さんは少しだけ震えていました

『私だって…私だってテツ君ともっと生きたかった』

黒子「……はい」

『ねぇ、テツ君。お願いがあるの』

ポロポロと泣きながら僕に微笑みかける夢さん

黒子「何ですか?」

『元気でいてね。他の誰かを深く愛して、結婚して、幸せになって』

黒子「そんなの…無理です…!」

僕の目からも涙が零れてきました
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