第6章 ※甘いお菓子と君
紫原「しないよ〜」
『良かった』
ホッと胸を撫で下ろす夢ちん
紫原「(でも本当に細いんだよね〜。夢ちん)」
『あっ君?もう少しで完成だからソファーで待ってていいよ?』
そう言って微笑む夢…
紫原「……(本当…少しの力ですぐに折れそう)」
『あっ君…?』
紫原「(細すぎるし、軽すぎるし、女の子って皆そうなの?けどさっちんはそんな感じしなかったし…)」
『あっくーん…おーい…?』
夢ちんの手がフリフリと振られ、意識を戻す
紫原「あ、ごめーん。何?」
『あのね、もうすぐ完成だからソファーで待ってていいよ?』
そう言って微笑む夢ちん