• テキストサイズ

無償の愛を君に

第5章 彼女と城と僕と


そしてまた数日後

黒子「こんにちわ」

『おや、黒子君』

僕が部屋に入るとカーテンが開かれる

黒子「……先輩はどうして僕が来るとカーテンを開けるんですか?PCだって反射して見えずらいのでは?」

『ん?男女が密室にいると“桃色な関係”をしていると思われるからね』

フワリとカーテン揺れ、春歌先輩が微笑む

黒子「何ですか、それは」

『はは。まあ実際ね。人気のない密室で男女二人きり。それだけであらぬ疑いをかけてくる人もいるわけだよ』

黒子「くだらないですね」

そういえばカーテンが開けられるのは僕が来た時だけです
/ 288ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp