第5章 彼女と城と僕と
黒子「う…っ何でこんなにグロいんですか…」
『それが面白いんだよ』
二人の時間
あまり話したりしない春歌先輩
それでも僕が声をかけると答えてくれます
『黒子君が読みたがっていた本が手に入ったんだ』
黒子「本当ですか。ありがとうございます」
僕はそう言うと本棚へ
そこには僕が読みたかった本が置かれていた
僕が本を読み始めると春歌先輩はヘッドホンに付け替えました
静かな時間が流れます
それはとても穏やかです
黒子「何か飲みますか?」
『あぁ。そうだね…。なら珈琲を』
ケトルでお湯を沸かし、珈琲を入れる