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無償の愛を君に
第4章 愛すべき馬鹿
火神「取れた」
ふわりとすぐ目の前で笑う大我
『っ〜〜〜〜…』
火神「どうした?夢?」
『なっ何でもない…!て言うか近い、近いよ!』
多分私の顔は真っ赤だと思う
火神「っ!わっ悪い!」
お互いに照れてしまう
火神「なぁ…夢」
『なっ何?』
ドクドクと心臓が痛い程激しく高鳴る
火神「そっその……。……やっぱり暑いな」
『……そうだね』
ホッとした様な残念な様な…
火神「夏ってさ」
『うん?』
火神「あんまり抱き付けないから好きじゃねー」
……え?
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