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無償の愛を君に

第4章 愛すべき馬鹿


『嬉しかったの。真っ直ぐに私だけを見てくれて』

火神「当たり前だろ…」

本当に桜の妖精かと思ったんだ
桜を眺めるお前が綺麗で儚くて消えてしまいそうで
そんなお前に誰も気付いてなくて
お前もそれが当たり前のようにしていて…

『ふふ…影薄いから。中々みんなと打ち解けられないけど大我が見つけてくれたから嬉しかったんだよ?ありがとう』

火神「っ!〜〜っ!」

俺に向けられる優しい笑顔
それが好きで、顔が熱い

『?大我?ほら、勉強するよ』

火神「おぅ…」

コイツはやっぱり分かってない
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