第4章 愛すべき馬鹿
火神「いや…何で俺の彼女になってくれたんだよ?」
『今更?』
本当に今更だ
付き合ってもう半年は経とうとしてる
『だって大我…初めて会った時桜の妖精だー!って騒いでそっからクラスが一緒になって、妖精じゃなくて人間だって事に驚いて』
クスクスと夢は笑う
『クラス皆の前で公開告白だよ?』
火神「あん時は気持ちが抑えられなかったんだよ」
『愛すべき馬鹿っているんだなーって初めて思ったの』
火神「馬鹿!?」
いや、確かに俺は馬鹿だけど…そんなにバッサリ言わなくても…
『それにね…』
夢は穏やかに笑った