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無償の愛を君に

第4章 愛すべき馬鹿


『大我…ここ違うよ』

火神「え?」

『ここはこうするの』

火神「!分かった!こうか!」

『うん、正解』

嫌な補習も勉強も夢となら出来るんだ

火神「にしてもあっちーな」

『夏が近付いてるね。窓開けようか』

そう言うと夢は立ち上がり窓を開けると、サラリとした黒髪が風に靡く

火神「綺麗だな…」

『ん?何か言った?』

火神「何も…」

『そう?ほら、勉強再開しよう?』

そういえば何でコイツは俺の告白OKしたんだ?
俺がウンウン唸っていると

『ん?分からない所あった?』

と優しく聞いてきた
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